トーキョーリサイクルプロジェクトは、1999年、中川のブランド20471120の2000年春夏・東京コレクションで始動した。コレクションのテーマは「リサイクル」。ブランドと交流のあるファッション、アート界の人々から募った思い出の古着を実際にリサイクルし、コレクションとして発表。プロジェクトはストーリー仕立てとなっており、話は、東京で暮らす「ヒョウマ」が実家の母に仕送りをすることから始まる。仕送りを受け取った母がヒョウマの体を気づかい、大事にしていた服を彼に送ると、今度はひょうまがそれに、自らがつくり出した「ぬけがら君」をつけてリサイクルし、送り返すというストーリー。先進都市、消費社会をもう一度考え直すべく立ち上げられたプロジェクトである。
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